独自の石臼を使った自家製粉
独自製作の石臼で、打つ直前に粉を挽き、
玄そばに秘められた味と香りを解き放ちます
美味しいそばを作る条件を「三たて」と言います。
つまり、「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」のこと。
今は手打ちそばを自称するお店も増えて、
「打ちたて」「茹でたて」は珍しくなくなりました。
でも、そばの命はとても短いもの。
肝心の「挽きたて」を満たしていなければ
同じように手でそばを打っても、香りも喉ごしも、
満足のいくそばにはなりません。
そこで、本むら庵は「挽きたて」の原点である
石臼挽き自家製粉にこだわりました。
そのために、石の質や目立てなどをいろいろと変え、
長い時間をかけて、試行錯誤を重ねながら、
試作した石臼は百個にも上りました。
こうして生み出した独自の石臼で、
玄そばを粗く挽くのが本むら庵のそばの特長。
そばが本来持っている香りと味を、お一人でも多くの方に
召し上がっていただければとり願っております。